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〜コリドラス・アクトゥス 繁殖 日記〜
/ 卵,孵化-33日 /
All Photo & Text Credit M.S.Lab.

コリドラス・アクトゥスが繁殖しました〜♪ (^^)
[産卵した親]
◇メス(7cm)1匹,オス(7cm)2匹・・・写真を参考にされてください。
[環境]
◇抱卵まで:60cm標準水槽(海砂を使用して湧水させている) pH7.4 GH4 KH3 水温 24℃
 ロングノーズなどの大きなコリと混泳させていたが、オスのアクトゥスがさかんに他のコリを追いまわし(縄張り意識があるのか?)はじめたので、餌にイトメを増やしてメスの抱卵を促進させたところ1ヶ月ほどで(上から見て)おなかの張り出しが目立ってきたのでアクトゥス3匹(メス1匹,オス2匹)を産卵・育児水槽へ
◇産卵・育児:60cm標準水槽 pH7.2 GH2 KH1 水温22℃
 スポンジフィルターとパワーヘッドで水流を作りエアレーションした水槽には底に薄く自作田砂をひき、流木(30cm)にミクロソリウムを活着させたものを1個だけ入れたシンプルなレイアウト・・・・親を入れた翌日には卵を確認、遠くから見るとTポジションを取るのだが近づくと隠れてしまうためとうとう写真は撮れず・・・次回のためにリモコンが使えるデジタルビデオカメラ購入(^^;
◇3日間の産卵が終了した後、親は元の湧水水槽へ、完全に孵化が終了したことを確 認後、流木を取り出した。

アクトゥスの成魚
オス(スポットが少ないタイプ) メス(スポットが多いタイプ)

水草に産み付けられた卵

アエネウスに比べて0.5回りくらい小さい卵(ハスタータスよりは若干大きい)
1回のTポジションでおなか(腹鰭)に抱える卵は3〜5個(これもアエネウスより少なめ)であるが3日間で200個以上の卵を産み付ける・・・卵は粘着力が弱いのか?
結構な数(50個以上は数えた・・・)が底砂の上に転がっているが、(積極的に)食卵する様子は見られなかった。



孵化直(1〜2時間)後

水温22℃にセットされた水槽では4日目に孵化が始まった・・・それにしても小さい!(4mm位か?)透き通った体からは親の姿は想像できない・・・
撮影用に最初に産まれたチビ達を育児ケースに移すが・・・これは正解ではないことが後日判明(^_^;
なお、育児ケースは(株)トリオコーポレーションの産卵ケース(L)を使用した。これは、スリットが他の育児ケースより狭くチビコリが外に出にくいしエアレーション(およびその水流の強さ)が調整できる優れものv(^0^)v



2日後

何と!もう背中に模様が(@_@)
まだおなかの栄養袋は吸収されていないので餌は食べない



3日後

初期飼料に何をあげたらよいものか・・・最初は定番のテトラ社『ベビーフードE』とマリンアート社『アルテミア』を入れて様子を見る
結果はまあ良好といったところか?おなかにかすかに色が出ているのが見える?



4日後

朝,夕,夜の給餌の後、しばらくして残り餌全てをビニールパイプで吸い出す・・・水質をキープすることが順調に成長させるコツかな?ところで、もう体型に変化が!毎日変化が多くて一番楽しい時期です・・・
ふと水槽の底砂の上を見ると・・・!無数のチビ達が・・・どうしよう(*_*) まさか底いっぱいに餌をばら撒くわけにはいかないし(すぐに水質が悪化するのは明らか)・・・悩んだ結果『スポンジフィルターの絞り汁』を採用することに・・・



5日後

(他のコリ水槽の)スポンジフィルターを育児水槽の中で洗う(絞る)・・・一瞬にして水槽の中は視界数センチの世界になるが、しばらくすると落ち着いて底にうっすら堆積するゴミ(のようなもの:下の写真の右に見えるもの)これはスポンジ・フィルターの中に吸い込まれているバクテリア,インフゾリア,餌の残りなどの有機汚泥。
チビコリは模様がくっきりしてきた。



6日後

これは水槽の底の様子・・・底砂に溶け込んだ模様とゴミで全然見えない・・・保護色か?あるいは写真の腕が悪いのか?



7日後

プラケースの中では餌に『アルテミア』を併用しているので向こうのチビのおなかは柿色になっている(判ります?)手前の成長が早い子はもう既におなかは銀色に覆われていて餌の色は見えない。
体側の模様が濃くなって線になりつつあるのが判る。



8日後

これは水槽の中のチビ・・・もう6mmを超えている。
観察の結果、気付いたのは「水槽のチビの方が、体つきがしっかりしていること」・・・水流によるものか?底砂の影響か?あるいは餌の豊富さ?飼育箱のチビを水槽に放して飼育箱を片付ける。



9日後

餌のバリエーションに『生きイトメ』を加わえる。 底砂に埋め込んだプラスチックのトレイに入れて勝手に食べさせることにする・・・この頃から徐々に底のゴミ(フィルターの絞り汁)をビニールパイプで吸出し掃除する。
それにしてもイトメはコリの飼育に重宝する・・・ブラインシュリンプと違い水槽の中で生き続けるので水を汚さないし嗜好性も高い・・・簡単に手に入る方がうらやましい。
色が濃くなった以外、チビコリに変化は無い。



13日後

数の多さを実感してくださいv(^0^)v こんな感じで60cm水槽の底が埋め尽くされています。



14日後

背中に模様が入っているチビを発見!写真を撮る・・・でも、よく見ると上の写真にもいますね(^^;



16日後

チビ達が始めた不思議な行動・・・『穴掘り』 まるで自分の居場所を主張するかのように穴を掘り始めた。
でも他のチビが来ても追い出すことはしない・・・水流に対しての対策か?10日程したらこの行動は消えてしまったが、別水槽のコクイ(成魚)もたまに同じことをしていることを発見



17日後

背鰭と尾鰭に模様が・・・大きいのは12mm位に。



21日後

模様は更にくっきりと・・・



24日後

鰭の模様がくっきりと出てきた・・・顔つきもロングノーズを感じさせる。



28日後

真中の大きなチビ(20mm以上)と手前の小さなチビ(12mm位?)が一緒に産まれた子だとは!すごい成長差が・・・
そろそろ一般的な顆粒,タブレットにも挑戦?里子にでる準備もしなきゃネ!



33日後

背鰭に黒い色が出てきた・・・昔はブラックトップ・コリと呼ばれていたそうな・・・この個体は既に30mmに達していた!顔つきもすっかり大人・・・そろそろ飼育レポートも終了かな?



【 あとがき 】
 産卵・飼育が簡単だと言われるアクトゥス(ロング・ノーズ)ですが、ここまで思ったとおりに産卵してくれると嬉しくなります。
 今回は初期飼料にスポンジフィルターの絞り汁を使用したので、思ったよりも手がかかりませんでした・・・以前ハスタータスで生ブラインシュリンプを使用したときは水質の悪化が最大の悩み事でかなり苦労させられました。ただし、この絞り汁も水流,エアレーションが無いところではすぐに悪化してしまうようなので使用されるときは注意されてください。また市販の『インフゾリアの元』みたいな製品があるらしいので、これなども使用すればいい結果が得られそうな気がします。
 現在(書いている日は33日後)里子に出す準備として顆粒フード(クロマ社『エコモ』)タブレットフード(テトラ社『コリドラス・タブレット』)もあげています・・・イトメほどは食べてくれないけど(;_;) そんなこんなで、もうじき里親を募集します・・・皆さんの水槽にきたら体側のスポットの変化等を観察されると楽しいかと思います。

/ 卵,孵化-33日 /
All Photo Credit M.S.Lab.

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